1年を通して、熱帯気候のバリ島では、美味しい南国フルーツを年中食べることが出来ます。
商店やスーパーマーケットには、色とりどりの果物が並び、とても安価で購入することが出来ます。
日本では見かけない、変わったフルーツも沢山あるので、是非チェックしてみて欲しいです♪
(写真:ブドゥブルの果物市場)
今回ご紹介する果物は、南国フルーツの王様と言われている、ドリアン です!
独特な強烈の匂いがありますが、現地の人々は皆大好き!
興味のある人は、是非挑戦してみて下さい。
臭い・・・でも好き♡ 南国フルーツの王様
主な原産地は、インドネシアの他にも、タイやマレーシアです。
南アジアや東南アジアで昔から食べられており、今では世界中に輸出されています。
<ドリアンの名前の語源>
名前の語源は、マレー語で トゲ という意味の「ドリ」に、集合名詞の「アン」が付いたと言われています。
味は、甘みが強く酸味が少なく、食感は柔らかくねっとりとしています。
熟したバナナのような、クリームチーズのような食感。
<ドリアンは、どんな木になるのか?>
ドリアンは、高さ10メートルくらいの木の枝に実り、大きさは様々ですが、20~25センチが標準。
重さは1キロくらいになるそうです。
バリ島の道端で売られているドリアンは、15~20センチくらいの小振りなものが多く、値段は 30,000ルピア(約270円)程度。
季節や大きさによって値段は変動しますが、比較的安く買うことが出来ます!

ドリアンの一番の特徴は、あの強烈な匂い!
ドリアンは、玉ねぎが腐ったような、ガスが漏れているような、とにかく強烈な匂いがします!
匂いの正体は、硫化水素や硫黄化合物が原因なんだそうです。
英語で、Smell like hell but taste like heaven(匂いは地獄、口にすれば天国)と言われているドリアンですが、やはり強烈な匂いのせいか、好き嫌いがハッキリと分かれます。
ドリアンを食べる勇気のない方は、お土産屋さんなどで、ドリアンチップスや飴などが売られているので、試してみてはいかがでしょうか?
美味しいドリアンの見分け方と、食べ方
選ぶ時のポイントとしては、形が整っていて軽いもの。
重いドリアンは水分が多く、水っぽくてあまり美味しくないんだそうです。
包丁で切ると、実は4~5個の固まりに分かれています。
包丁が無い時は、堅い靴で踏むと割れ目が入るので、そこから剥いても食べられます。

中にある、淡い黄色の果肉を頂きますが、食感はクリームチーズのように、ねっとりとしています。

果肉をそのまま食べるのはもちろん、ジャムや加工品、もち米やココナッツミルクと煮た 「ドドル」 というお菓子も有名。
冷凍すると美味しいという噂も・・・
東南アジアならではの、こんな驚きのニュースも
ドリアンは、10メートルくらいの高い木の枝に実をつけるのですが、熟したら自然と落ちます。
その為、ドリアン畑では稀に、落ちてきたドリアンが頭に落下して、死亡事故が起きることがあるんだそうです!
あの尖ったイガイガが頭に刺さったら・・・ 想像するだけでも超怖いですよね?!

※ ドリアンを食べる際のご注意
匂いがキツイので、ホテルやレストランでは持込みを禁止している所があります。
また、アルコールとの相性が悪いそうで、同時に摂取するのは控えた方が良いです。
食べ過ぎも、お腹を壊す恐れがありますので、ご注意下さい。
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果物の王様と言われているドリアン・・・ 味は美味しいんですが、ずーっと口の中が臭くなるのがマイナスポイント!
デートの前は、やめておいた方が良さそうです。(苦笑)